農業者から見た千葉県一宮町の未来の姿 

5月29日に、一宮町で行われた加納久宜公の『なぜ今 加納さんなのか!?』というイベントで講演をさせて頂きました。『なぜ!今 加納さんなのか』を受けて。

『なぜ!今 加納さんなのか!?』

この場でお話ができることは、私たちにとって必然だったのかと、感じざる得ないタイミングでお声がけを頂きました。それは、『何かを変える人』になりたいと、無我夢中で走り続けてきた。まずは自分が変わること!そして身近な家族から!!そして生まれ育った一宮町を変えていきたいと思っています。

先日、私たちが運営する水耕栽培工場が増設し2倍以上となる資金調達に成功して、現在は9月完成予定で太陽光型植物工場の工事中です。レタスの年間栽培数量が45tとなり、ずっと目指していた目標が達成しました。

そして、私が描く未来の一宮町について、お話しさせていただきます。それは3つあり、流通・農業改革・観光です。

『流通』

まずは流通についてですが、一宮町は九十九里浜の最南端に位置し、1年を通して寒暑の差が少なく温暖な気候に恵まれているからこそ農作物の栽培としては最適な環境だと言えます。交通の便は都心まで約1時間あまりで、日本最大級の食料消費圏の東京都と近距離だからこそ、一宮町と東京都への流通ができると思います。そして、私達の町の特産品として、トマト・ナシそして私たちが栽培しているマルヒメレタスがあります。工場の完成も近づいていることから、東京都への進出をします。合わせて特産品を東京都にお届けする。そんな流通網を築くことです。

 

二つ目は、農業改革です。

町の農業者が、活用できる6次産業としての加工施設をつくることです。私の具体的なプランは出来上がっていますが、内容等は段階を追って皆さんと協議して考えていかなくてはなりません!!話し合い協議すること、そこから町おこしを全員で行いたいと思います。

三つ目は、観光です。

一宮町は、2020年T O K Y Oオリンピックのサーフィン競技で一躍注目を浴びましたが、歴史の古い一宮町には上総之国にまつられた古社。信仰(しんこう)を集めている玉前神社があります。玉前神社は、企業再生・発祥等また縁結び・子授け(こさずけ)で有名です。

石川県白山市では、縁結び・子授けで町一体をブランド化にしたモデルがありますが、私たちの一宮町も町内一帯が縁結びや出会いをコンセプトに商品を開発して更なるブランド化して一つのコンセプトに向かい町おこしに繋げられればと感じています。

 

加納ヒサヨシさんが、かつて町おこしを行い成功したこの地で、今日から現代版の新たな町おこしがスタートするのではないでしょうか!?今日、錚々たる来客者さまの前でお話しできたことを光栄に思います。